ろっくはいすいじょう
六供配水場
昭和9年(1934年)に建設されたモダンな西洋風の建物
地下に埋められた貯水タンクと、タンクから配水塔へ上水を送るポンプ室、一体に水を配る配水塔からなる上水施設です。建築物は全てヨーロッパ風の造りとなっていますが、特にツタの絡まる配水塔の姿は古めかしい古城をイメージさせます。配水塔は現役ですが、使用しなくなった事務棟とポンプ棟があり、さまざまなロケーションが同時に撮れます。
建築面積150平方メートルで、高さ17.2メートル、外径は塔上部で12.8メートル、塔底部で15.6メートルあります。
厚さ1メートルの壁の中に水深13.5メートルの貯水槽が設置されています。
外壁はモルタル仕上げですが、大石を張った雰囲気を出すように目地を切り、下部は二段に花崗岩板を貼り付けています。
上部の軒廻りはスチール製の縦長窓を等間隔に並べ、採光と外観のアクセントにしています。この部分の扱いは、西洋古典的な表現をしています。
建物正面の階段室は直線の角型を基調としつつ、その頂部を半円形アーチ状に造り、上部を少し突出させることでアクセントをつけており、こうした点は当時流行の表現主義の意匠を採り入れています。
配水室の頂塔部が重厚な古典的表現を見せながら、階段室が表現主義のモチーフを採り入れるなど、過度的な要素を含んでいます。
見せることを目的とした建物でないにも拘わらず、配水塔最上階の窓列やドーム形天井など装飾的要素を採り入れるにあたりに設計者の感性と工夫が読み取れます。
建築面積150平方メートルで、高さ17.2メートル、外径は塔上部で12.8メートル、塔底部で15.6メートルあります。
厚さ1メートルの壁の中に水深13.5メートルの貯水槽が設置されています。
外壁はモルタル仕上げですが、大石を張った雰囲気を出すように目地を切り、下部は二段に花崗岩板を貼り付けています。
上部の軒廻りはスチール製の縦長窓を等間隔に並べ、採光と外観のアクセントにしています。この部分の扱いは、西洋古典的な表現をしています。
建物正面の階段室は直線の角型を基調としつつ、その頂部を半円形アーチ状に造り、上部を少し突出させることでアクセントをつけており、こうした点は当時流行の表現主義の意匠を採り入れています。
配水室の頂塔部が重厚な古典的表現を見せながら、階段室が表現主義のモチーフを採り入れるなど、過度的な要素を含んでいます。
見せることを目的とした建物でないにも拘わらず、配水塔最上階の窓列やドーム形天井など装飾的要素を採り入れるにあたりに設計者の感性と工夫が読み取れます。
DATA
基本情報
住所 | 〒444-3523 愛知県岡崎市六供町字西二本木28番地 |
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営業時間 | 8:30~17:15 |
定休日 | 土・日曜日、祝日 |
アクセス | 東名高速岡崎ICから車で20分 |
駐車場 | あり |
お手洗い | あり |
控室 | なし |
水道 | あり |
光熱 | 室内照明あり※空調なし |
撮影可能時間 | 9:00~16:30・要相談 |
ロケ実績 | ・「小原建設株式会社」WEBムービー ・雑誌「ノスタルジックヒーロー8月号」 |
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